「なぜ、あの人はあんなに行動を続けられるのだろう?」
努力しているのに続かない。やる気はあるのに、途中で止まってしまう。
そんなあなたに知ってほしいのが――
“目的”という、行動の根っこにある「心の軸」です。
この記事では、WBC日本代表を世界一に導いた白井一幸ヘッドコーチの名言と、
SBT(スーパーブレイントレーニング)で伝えている「目的思考」から、
行動を継続する人の共通点を解き明かしていきます。
1.行動が続かない本当の理由は「目的」がないから
「モチベーションが続かない」「すぐに飽きてしまう」
それはあなたの意志が弱いからではありません。
行動が続かない一番の原因――
それは、「なぜそれをやるのか?」という目的が曖昧だからです。
目標は一時的なもの。数字や結果で終わります。
でも、目的は“心”から出てくる理由。
誰かを喜ばせたい、自分を変えたい、未来をつくりたいという想い。
その“心の軸”がある人は、
途中でうまくいかなくても、自分を信じて進み続けられるのです。
2.白井一幸コーチの「目的」は、チームを動かした
2023年、WBCで世界一に輝いた侍ジャパン。
そのチームを陰で支えた白井一幸ヘッドコーチは、『致知』でこう語っています。
「目標は“数字”。目的は“心”。」
彼らの目標は「世界一」でしたが、
本当に共有されていたのはこうした目的でした。
「野球を通じて、日本中に感動と勇気を届ける」
そしてもう一つ。白井コーチは続けます。
「感動を届けるとは、全力でプレーすること。」
技術ではなく、生き方。
毎日、毎瞬、全力を尽くすという姿勢こそが“感動”になる。
この「目的=感動=全力プレー」の方程式を心に持っていたからこそ、
侍ジャパンの選手たちは、勝ち負けを超えたレベルで輝いていたのです。
3.SBTが伝える「目標は一瞬、目的は一生」
SBT(スーパーブレイントレーニング)では、
この“目的思考”をベースにしたメンタルトレーニングを行います。
「目標は一瞬。目的は一生。」
この言葉に込められているのは、
目先の結果に振り回されず、
人生を貫く“心の軸”を持とうというメッセージです。
そして、目的を持った人には、「成信力」が育まれます。
自分と、自分の未来を信じる力。
行動がブレないのは、この信念があるからです。
4.目的を見つける3つの質問
では、自分の“目的”を見つけるにはどうすればいいのでしょうか?
SBTでは、次のような問いを自分に投げかけることをすすめています。
- この行動は、誰のためのものか?
- この挑戦で、自分の何を育てたいのか?
- 結果が出なくても、何が残るのか?
この3つの問いは、行動の意味を見直すヒントになります。
目的を言語化できる人は、どんな状況でも“自分の軸”を取り戻せるのです。
5.まとめ:「行動を変えるのは、心の軸」
目標だけを追いかける人は、途中で疲れてしまいます。
目的という“心の軸”がある人は、迷ってもまた立ち上がれます。
今日、あなたが向かっている先には、どんな想いがありますか?
感動を届ける全力プレーは、
「今日をどう生きるか」という選択から始まります。
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あなたの“目的”が、今日という一日のエネルギーになりますように。