もしメンタルさえ強ければ
ガッツ脳とチキン脳
玉に瑕(きず)という言葉がありますが、ご存知のとおり、完全なものの中に欠点があるという意味ですね。
私はこの言葉を一言でいうと
惜しい!
本当に惜しい!
と解釈しています。
これが「本番に弱い」メンタルです。本番に強いメンタルを最強プラス思考と呼んでいますので、この惜しい場合はマイナス思考といいますよね。
せっかくのお宝=玉(玉)にほんとに惜しい!
たったこれだけ。
私はメンタルとか形のないものにとても興味があります。
野球小僧だった私は小学生から身体が大きい方で、オジさんと言われたこともあります。
中学1年生の時にキャッチャーでしたがピッチャーも大きくて、中1なのに大型バッテリーという人もいました。
身体は形があるものです。
形があるものに恵まれていたので身体という面ではアドバンテージがありました。
パワーとか、飛距離、遠投とか同学年や先輩に比べても有利でした。
ところが、小学生からのオジさんは早熟なだけです。
高校生では特に大きくなく、高校3年生では小さい方から2番目でした。
171センチ62キロでしたけどね。
こうなると、根性とか、情熱とか、これしかなくなってきました。
気合、燃える男、諦めないプレー、全力疾走、ギリギリの粘りの気持ち。
このような形のないところでは、大型選手と五分と五分で戦えるし、絶対に勝つと思えば勝てる。
身体で負けても根性や気迫では誰にも負けない!みたいなことで勝てるんだと経験をしてきました。
ビジネスで起業しても似たようなもので、形のあるお金、資格の認定証、いい商品の在庫の量。
これは全く、なかった時期が長かったんです。
となると、苦しい経営活動になりますね。
形のあるお金が1番便利そうで、いつも欲しがっていました。
でも、無いものは無いので、野球時代の根性、情熱でなんとかしようとしました。
なんせ、これはタダですから。
私が学んだ、そして私のいうプラス思考は単なる楽観主義ではありません。
苦を想定して、苦の時に真価を発揮します。
「我以外は皆師と思え」が野球時代の部訓にありました。
我以外を見ると、惜しい!実に惜しい!と思い我が身を正しております。
しかしながらです。
惜しい人に共通しているなぁと感じるのは形のあるもの、技術や資格や経歴や持ち合わせている才能が素晴らしいです。
しかし、なんです、売る時のメンタルは、億万プレーヤーでもビビるんです。
そう、チキン脳です。
それで億万プレーヤーですから売るメンタルがついたらどうなるでしょうね?
このコースの中でお伝えしていることは、実行するのに必要な道具などは何もありません。
自分の脳を苦しい時にこそ力が発揮できるお墨付きの方法です。ガッツ脳になる方法です。