»メルマガ登録はこちら

    やる気が続かないのは、脳のスイッチが切れているから

    • URLをコピーしました!

    やる気が続かないのは、脳のスイッチが切れているから

    目次

    「やらなきゃいけないのに、なぜか動けない…」

    そんな経験、ありませんか?

    • 目の前にタスクがあるのに、どうしても手がつかない
    • 気持ちは焦るのに、身体がついてこない
    • 頭では「やらなきゃ」と思っているのに、感情が動かない

    実はこれ、意志や根性の問題ではありません。
    脳の“あるスイッチ”が切れている状態なのです。

    やる気が出ないのは、脳の「防御反応」かもしれない

    脳には、危険や不安を察知する「扁桃体(へんとうかく)」という場所があります。
    ここが「これは危ないかも」と判断すると、無意識のうちに“ブレーキ信号”を出します。

    • なんとなく気が進まない
    • 眠くもないのにだるい
    • やることを前にすると集中できなくなる

    これらは、脳が“守りモード”に入っているサインです。

    スイッチが切れる3つの典型パターン

    ① 過去の失敗記憶が、無意識にブレーキをかけている

    脳は、失敗やつらい体験をしっかり記憶します。
    似たような状況になると、「またあのときのようになるかも」と反応してしまい、
    身体が無意識に動かなくなるのです。

    ② プレッシャーが強すぎて、“防御”に切り替わる

    「早くやらなきゃ」「完璧にやらなきゃ」
    そんな強い圧力を感じたとき、脳はそれを“脅威”と認識します。
    そして「止まれ」という信号を出して、感情を冷やしてしまいます。

    ③ 自分で決めていない目標に、脳は反応しない

    「やらされている」「義務だから仕方なく」
    このような“外発的動機づけ”には、脳のスイッチは入りづらい。
    逆に「自分で決めた」「意味がある」と感じられる行動には、自然とスイッチが入ります。

    実は“想定外”に反応している脳

    やる気が出ないとき、脳は「想定していなかった不安・不確実性」に反応しているのです。

    スポーツの世界では、「想定外を想定内にする」ための準備を、徹底的に行います。

    • ミスが起きたときどうするか
    • 急なトラブルへの対応
    • 感情が揺らいだ瞬間の立て直し

    これらを練習に織り込むことで、本番に強い脳が育つのです。

    一方でビジネスの現場では…
    「え、それは想定してなかった」
    「そんなの、聞いてない」
    と、“想定外”に簡単に振り回されてしまうことも多いのです。

    本番に強い人は、「想定外にビビらない脳」を持っている

    やる気が続かない人と、粘り強く行動できる人の違いは、
    「想定外」に対する脳の反応の差です。

    強い人は、
    「うまくいかないこともある」
    「トラブルがあっても、自分は対応できる」
    と心の中で“許容”するスペースを用意しています。

    だから、慌てない。ビビらない。
    結果として、脳のスイッチが切れず、淡々と行動を続けられるのです。

    苦しい状況でも、自分でスイッチを入れ直せる人になる

    「なんでこんな状況になったんだ…」と止まってしまいそうなときに、
    「これも含めて、想定内だ」と受け止められる人がいます。

    それは、ただのポジティブ思考ではありません。
    「意味をつくる力」「切り替える力」です。

    そういう人は、感情の波に流されずに、
    行動のスイッチを“自分で入れ直す”ことができるのです。

    感情スイッチを整える3つの習慣

    やる気は“作る”ものではなく、“整える”もの。

    ① 脳が安心する“ことば”をかける

    「少しずつでいいよ」「失敗しても大丈夫」
    脳に“安全”を伝えるセルフトークは、スイッチを穏やかに入れてくれます。

    ② 体を先に動かすことで、感情を引き上げる

    • 背筋を伸ばす
    • 顔を少し上に向ける
    • 歩きながら考える

    こうした“小さな動作”が、感情スイッチを物理的にオンにします。

    ③ 未来のイメージを描く

    「この行動の先に、どんな景色があるか?」というイメージは、
    脳に希望と安心を与え、自然と行動に向かわせてくれます。

    行動は、“気合”ではなく“スイッチ”で始まる

    行動が止まるのは、やる気が足りないからではありません。
    脳が“想定外の不安”に反応して、安全装置を働かせているだけ。

    だからこそ、必要なのは「整えること」。
    安心を作り出すことで、脳のスイッチは自然と戻ってくるのです。

    ▶ 次に読むおすすめ記事

    📩 習慣を整え、脳を動かすメルマガ配信中

    「行動が続かない…」と感じるとき、必要なのは“気合”ではなく“整える習慣”。
    このメルマガでは、朝と夜に「脳の整え方」「行動を後押しする言葉」などを配信しています。

    ・朝のメルマガ:心を整えるSBT思考・挑戦の土台づくり
    ・夜のメルマガ:行動が続く思考習慣・感情スイッチの使い方

    📮 読むだけで「整って、動ける脳」に近づいていきます。

    メルマガ登録はこちら(無料)

    • URLをコピーしました!
    目次