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なぜ“恐怖”が強く働くのか?
やってみたい。でも、怖い。
挑戦したい。でも、失敗したらどうしよう。
そんなふうに感じるのは、あなたの意志が弱いからではなく、脳の仕組みによるものです。
脳には「危険を避ける」機能があり、変化や未知を察知すると扁桃体が反応し、不安や恐怖の感情を作り出します。
これは私たちの命を守るための大切な本能ですが、挑戦の足を止めてしまう原因にもなってしまいます。
“恐怖”と“ワクワク”は表裏一体
実は、恐怖とワクワクは脳内で起きている反応がほとんど同じです。
違うのは、私たちがどう意味づけしているか。
例えば、「大勢の前で話す」という状況を、
- 「失敗したらどうしよう…」と捉えれば恐怖に
- 「伝えられるチャンス!」と捉えればワクワクに
つまり、感情はイメージ次第で変えられるのです。
SBT流“脳内イメージ術”とは?
① ゴールのシーンを映像で先に“感じる”
挑戦する前に、「成功した未来」を具体的に映像化します。
・表彰されている
・仲間に拍手されている
・家族に笑顔で報告している
そんなシーンを五感レベルで感じるのがポイントです。
② 不安になりそうな場面を塗り替える
「うまくいかなかったら…」という不安が浮かんだときは、
うまくいった自分を重ねてイメージしましょう。
例:プレゼンで詰まった → 最後まで堂々とやり切っている自分をイメージ
失敗の記憶を成功イメージで上書きしていくのです。
③ 感情を動かす「言葉」や「音」とつなげる
脳は言葉や音と感情を結びつける力があります。
・「これが自分の挑戦だ!」というスイッチワード
・自分を奮い立たせるテーマソング
を決めて、イメージとセットで活用することで、脳がその気になるスイッチを作れます。
イメージは「感情の設計図」になる
脳は、現実と想像を区別しません。
だからこそ、毎日のイメージの質が、あなたの感情や行動を変えていくのです。
恐怖のスイッチは、ワクワクのスイッチに変えられる。
SBTのイメージトレーニングで、あなたも挑戦を楽しめる脳に切り替えていきましょう。