「また止まってしまった…」を卒業するための脳の切り替え術
「またできなかった…」に隠された脳の仕組み
やる気があっても、続かない。
「今度こそ」と思ったのに、また止まってしまった──
そんなとき、自分を責めてしまうことはありませんか?
でもそれは、あなたの意志が弱いからではありません。
実は「脳の仕組み」が、そうさせているのです。
脳は変化を避け、現状維持を好む性質があります。
新しいことに挑戦しようとすると、脳の“扁桃核”が「それは危ないかも」と反応し、ブレーキをかけてしまうのです。
だから、三日坊主になるのはある意味、正常。
ただし、切り替え方さえわかれば、誰でも“続ける脳”に変えていけます。
行動が続く人の脳はここが違う
SBT(スーパーブレイントレーニング)では、「脳の状態を整えること」が継続のカギだと考えます。
続く人は、やる気が常に高いわけではありません。
むしろ、次のような“脳習慣”を持っているのです。
① 小さな成功体験を脳に刻む
大きな目標に向かう前に、「今日は机に向かった」「5分だけ進めた」といった小さな成功を脳に記録することが大切。
この積み重ねが、「やればできる脳」を育てていきます。
② 行動のトリガーを“仕組み”で作る
やる気に頼らず、環境で自分を動かす工夫もポイントです。
- 決まった時間・場所にセットする
- 見える場所に道具を置く
- 「〇〇したらやる」と決める(例:朝ごはんの後に5分)
こうしたルールが、脳に「これはいつものこと」と学習させるスイッチになります。
③ 「止まっても戻れる」思考と状態をつくる
一度サボっても、「また戻ればいい」と思えるかどうかが継続のカギです。
ここで大切なのが、感情や思考を“引きずらずに手放せる”力。
本番に強い人・継続できる人の多くが実践しているのは、
「切り替える習慣」「忘れる勇気」ともいえる脳の整え方です。
- 「今日はできなかったけど、明日はやる」
- 「3回できた自分も確かにいた」
- 「やれなかった日を“完了”させる」こと
こうした自己対話が、メンタルの土台を整え、脳の安心感と再起動力を支えてくれます。
「また止まってしまった…」という気持ちも、支えがあれば前に進めるんです。
続かないのは、あなたのせいじゃない
「また止まってしまった…」と思ったら、
それは“変わろうとした証”です。
だからこそ、行動が続く脳を、これから育てていけばいいのです。
少しずつ、自分のペースで。
そして、脳の力を味方にして。
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