止まった自分を、挑戦できる脳に切り替える3つの方法
「やらなきゃ」と思ってるのに、体が動かない。
予定は立てた。気持ちもある。でも、手が止まってしまう──
そんなとき、「自分は甘えているのかも」と責めたくなること、ありませんか?
- 周りは進んでいるのに、自分は動けていない
- 本当はやりたいのに、なぜか進めない
- 「またダメだった」と夜に落ち込む…
でも、その状態は「あなたがダメだから」ではありません。
行動できないのは、脳が“危険”と判断しているから
私たちの脳には、扁桃核(へんとうかく)という“見張り役”があります。
この部位は、少しでも不安やストレス、過去の失敗を思い出すと、こう判断します。
「それは危ないかもしれない」
そして、“行動ブレーキ”を作動させます。
- 体が重くなる
- 気分が沈む
- なぜかやる気が出ない
これは、あなたを「守るため」の正常な反応。
挑戦=危険と捉えたとき、脳は「行動を止めよう」と働くのです。
私も、ずっと「動けない自分」を責めていた
「今日も進まなかった」
「またやらなかった」
「こんなんじゃダメだ…」
以前の私は、そんなふうに何度も自分を責めてきました。
でも今、はっきり言えます。
それは“気合いの問題”ではなく、
脳が「安全が確認できない」と判断していただけなんです。
だからこそ、「脳のスイッチ」を切り替える
SBT(スーパーブレイントレーニング)では、やる気や根性よりも、
「脳の状態」を整えることを重視します。
行動できないときに必要なのは、
“動ける状態の脳”をつくること。
挑戦できる脳に切り替える3つのステップ
① 脳がブレーキをかけていると気づく
まずは、自分を責める前に、
「今、脳が“止まれ”のサインを出してるんだ」と気づくこと。
たったそれだけで、脳の過剰反応が和らぎます。
② 安心できる“スイッチ”を入れる
脳が安心すると、自然と行動モードが回復していきます。
おすすめは──
- 深呼吸
- あたたかい飲み物
- 好きな音楽
- 過去の成功体験を思い出すこと
これらはすべて、脳に「ここは安全だ」と伝えるスイッチです。
③ 小さな行動で「進んでいい」と伝える
最初の一歩は、ほんの小さな行動で構いません。
- ノートを開く
- 机に座る
- 1行だけ書く
脳は、“少し動いた”ことで「もう動いても大丈夫」と理解し、次の一歩を後押ししてくれます。
守られていたあなたの脳を、挑戦できる脳に変える
やる気が出なかったのは、あなたが弱いからではありません。
脳が「今はまだ危ない」と判断して、止めていただけ。
でも──
もう、あなたは次のステージへ進む準備が整いつつある。
行動できるようになることは、ゴールではありません。
本当の目的は、“あなたらしい挑戦”をはじめること。
そのためには、
「脳がどう動くか」「どう整えるか」を知っておくことが、大きな味方になります。
私自身、それを学び直したときから変わりはじめました。
ただの根性論ではない、科学的に“挑戦できる脳”のつくり方。
それが、SBT(スーパーブレイントレーニング)です。
特に「SBT3級」は、初めてでも安心して取り組めて、
今の自分を土台に、“次の自分”へ進むヒントが詰まっています。
今日という1日が、あなたにとって「挑戦モードのスイッチ」が入る日になりますように。
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