本番で力を出せる人がやっている「3つの脳習慣」
緊張するのは、悪いことじゃない
「本番になると緊張してしまう」
「頭が真っ白になる」
「練習ではうまくいったのに、なぜ…」
そんな経験は誰にでもあります。
でも、緊張そのものは“悪”ではありません。
実は、本番に強い人ほど、緊張と上手に付き合っています。
違いは、“どう整えているか”。
今回は、SBT(スーパーブレイントレーニング)の視点から、「力を発揮する人の脳習慣」を3つ紹介します。
脳習慣①:緊張を「エネルギー」に変えるイメージトレーニング
緊張とは、脳が「これから何かが起こる」と反応している状態。
その緊張を、“怖いこと”として処理するか、“力を出す合図”として受け取るかで、パフォーマンスは大きく変わります。
SBTでは、「本番前に成功の映像を繰り返し再生する」習慣を勧めています。
- 過去の成功体験を思い出す
- 本番で力を発揮している自分を“先にイメージ”する
これだけで、扁桃核の反応が変わり、「やれるかも」と思える脳の状態になります。
脳習慣②:「本番の準備」を“脳に覚えさせている”
本番に強い人は、「準備」の仕方が違います。
- 同じ時間、同じ環境、同じルーティンで“本番脳”をつくる
- 何度も“練習本番”を重ねて、脳に「これはいつものこと」と教える
これはSBTでいう「条件付け」です。
緊張の正体は、「未知」「不確実さ」。
脳が「慣れている」と感じれば、余計な警戒は出ません。
つまり、“脳に安心を教える”ことが、本番の実力発揮につながるのです。
脳習慣③:「失敗しても戻れる」思考の支えがある
本番で力を出せる人は、ミスしないわけではありません。
むしろ、「失敗しても大丈夫」と思える脳の土台があるからこそ、萎縮せずに力が出せるのです。
- 自分を責めないセルフトーク
- 応援してくれる人の顔を思い出す
- 「ここまで準備してきた」という自信を再確認する
これらの思考習慣が、脳のブレーキを外してくれます。
「戻ってこられる」安心感が、思い切りの良さにつながるのです。
「緊張しても、力は出せる脳」を育てよう
緊張をゼロにすることはできません。
でも、緊張しながらでも実力を出せる脳には、誰でもなれます。
そのためには、「心の準備」ではなく、“脳の状態管理”が鍵になります。
- 緊張のサインを力のスイッチに変える
- 本番を脳にとって“いつも通り”にする
- 失敗しても立ち直れる自己信頼を持つ
これらを習慣化することで、「どんな場面でも、自分を発揮できる脳」が育っていきます。
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