苦しい状況になった時のメンタルトレーニング
現実の世界ではワクワクしたくてもそう思えない苦しい状況が起こります。
それが起こったらどうするかということです。
これが第2の法則に入ってきます。
真のプラス思考とは
第2の方法の大前提として、「本当のプラス思考、真のプラス思考」を考えてみましょう。
「プラスをイメージする」「ワクワクする」と言いましたが一見、苦しいと感じることが起こります。
その時に「真のプラス思考」があるということなんです。
ということは「間違ったプラス思考」があるということです。
つまり「変なプラス思考」のことです。
間違ったプラス思考を紹介してみます。
偽物の変なプラス思考というのは、とにかくどんなことでもプラスと捉えれば良いというふうに考えている考え方、これが変なプラス思考です。
真のプラス思考とは危機管理をする能力
危機管理、これは左脳の働きです。
分析をするということです。
「こんなことが起こるかもしれない」ということをちゃんと考える能力と言うことです。
「こんな失敗を起こしたらどうするだろう」「ここがうまくいかなかったらという事」これ自体マイナス思考じゃないかと思っている人がいます。
それが「変なプラス思考」です。
しっかりと、「こうなった場合にどうするか?」という分析が重要です。
危機管理が重要なんです。
例えばどっかの目的地に行く場合にナビを利用したとします。
絶対に遅れられない飛行機に乗るときに2時間かかるとします。しかし何が起こるかわかりません。
ひょっとしたら電車で行く場合に電車が遅れる場合もあります。
よく起こる平均的な電車が止まる時間を15分とか30分遅れるという経験則があったとします。
そのことを考えに入れてたほうがいいというのが危機管理能力です。
起こりえるマイナス的要素は想定して管理しておこうというのが危機管理能力であり、「真のプラス思考」なんです。
そうではなくて、「遅れたら遅れたでいいや、そうなったら、なったことをプラスに受け止めよう」と、それがプラス思考だという人がいます。
本当にいるんです。これが変なプラス思考なんです。よくいませんか?
左の脳で危機管理をしつつ、右の脳で成功した姿をイメージすること。
最悪を分析して、最高をイメージする。
これが「真のプラス思考」なんです。起こりうる問題を想定しておいてそうなった場合、なぜそうなってしまったのか次に起こらないように分析する。
これがとても重要です。そうしつつも小さく考えるんではありません。
常に右脳によって映像を描く、イメージをする能力によって最善をイメージすること。
これが真のプラス思考です。
最悪を分析します。
そして最善をいつもイメージする。
目に見える状態で到達するところをイメージするということです。
ワクワクできないことが起こったら
さぁ、そこで苦しい時にどうするかということです。
第1の法則はワクワクする夢・目標持つことでした。しかしいつでも私たちの周りで苦しい状況とかワクワクできない状況出来事が起こります。
その時どうするかなんです。どうすればいいか?
これは感情を「快」にコントロールすればいいわけです。
感情さえプラスにコントロールすればいいわけです。
(すぐにできるコントロールの方法は後述します)
感情には喜怒哀楽という感情がありますが、2種類に分けます。
「快なのか不快なのか」です。
快に感情を持っていけば思考は勝手にプラスになっていきます。
感情をコントロールする。これどうすればいいかです。
思ったことをに対して行く手を阻むトラブルが発生することがあります。
そういうときにワクワクするという事は普通は考えられません。
しかしそこをどうコントロールするかなんですよね。
行く手を阻むトラブルが発生しました。
その時どうしたらいいかです。
不快の「嫌だなぁ」「困ったなぁ」という事をプラスにコントロールする力して持っていけば思考というのは勝手にプラスになっていきます。
それが第2の方法です。
「よし!これは面白くなってきた」これがプラスの言葉ですよね。
その時の動作と表情です。
言葉と動作・表情でコントロールします。
ちょっと逆を考えてみましょう。
逆を考えるとわかります。
「いやー困ったな」と言葉にしたとしましょう。
感情は完全にマイナスになります。
もう力が出なくなります。
そして肩を落として暗い顔をする。
がっくりした表情になる。
これで感情は完全にマイナスになります。
ここで少し昔を振り返ってみてください。
何かを達成した時って、必ずしも苦しくない時、何も邪魔がないでは状況ではなかったのではないかと思います。
その時のことを思い出してみてください。どうしても達成したかった時の事です。
達成したいのでプラスの言葉を出していたはずです。
「大丈夫、大丈夫、できる、できる」といってたはずです。
ガッツポーズをやってみたり、握手したりそうやってプラスの言葉、プラスの動作をやっていたことを思い出すはずです。
もしくは逆もあります。
昔のできなかったことです。
ついついできなかった時にとってしまう動作。
ついつい口にしてしまう言葉とかは思い出せないでしょうか?
例えば「最悪」とかこんな言葉です。
簡単に「最悪」とか言う人がいますけども、本当にそうなっていく行きます。
そして動作も何かふてくされたような動作を取ったり、がっくりしたような表情・動作をとったときに感情がマイナスの感情になるわけです。
苦しいときでも、今あえてマイナスの言葉を紹介をしました。
苦しい時が起こったときほどプラスの言葉を使うことです。
「いける!」「大丈夫!」「まだまだだ!」
そしてその時のプラスの動作ガッツポーズでもいいです。何でもいいです。プラスの動作です。
そしてプラスの表情はキリッとする。
目線はまっすぐよりもちょっと上を見る。
そして表情としては笑顔です。
笑顔であれば外側の筋肉から脳は大丈夫だと思うわけです。
ですから第2の方法は「苦しいときでもプラスの言葉・プラスの動作・表情をすること」なんです。
苦しい時に強くなるメンタルになれれば
苦しい時というのは、逆にいうとスイッチの入る時ですのでこの時の方が結果を出す時も人も多いんです。
さて、いよいよ、その時の原理を説明します。
苦しい時にプラスの言葉・動作・表情と伝えました。
例えば動作がっくりしてもうダメだという顔をおおったような動作をしていたとします。
その状態で頭の中でプラス思う事は人間はできなくなっているのです。
それが脳の仕組みなんです。
どんなに良いことがあったとしてもがっくりした態度、もうダメだという態度。
この態度をとったことによってもうだめだと思うように脳が作られているわけです。
逆に上を向いてガッツポーズをやっていると、もしこれがトラブルが起こった時であっても体ごとプラスになってていますので感情はプラスにコントロールできているわけです。
だから大事な事は起こった出来事の時にどう考えるかと言う人もいますけども、そんなことよりもどういう言葉を発するかなのです。
どういう動作になるかなんです。
どういう表情になるかなんです。
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脳は思ったことより「言ったこと」を信じる
まずもう一度整理します。
- 脳は思ったこと考えたことよりしゃべったこと。言ったことを信用するようになっています。
トラブルが起こりました。これはダメだと一瞬誰だって思います。
いいんです。思っていいんです。その後に何を言葉を出すのかです。
「うぁー最悪」と言った時点でもう脳はプラスと思えないようになっているわけです。
簡単にマイナスの言葉を使わないことです。
どんなことを思ったかよりも「何をしゃべったか」ということが大事です。
プラスの言葉さえ使えば脳は「勝手にそう思う」ように作られているんです。
これは誰でも同じ共通した脳の仕組みなんです。
歴史的な偉大な実績を出した人も知ってか知らずかトラブルが起こったときの言葉が違うんです。
態度が違うんです。
動作表情が違うんです。
もう一つの法則を言います。
脳は言ったことより動作と表情を信じる
脳はしゃべったことより動作・表情を信用するようになっています。
例えばマイナスをしゃべったとします。
動作がプラスの動作。
動作がガッツポーズだったらこの動作を脳は信じるわけです。
ガッツポーズしながら口から「最悪だ」とか「死にたい」「もう終わりだ」と言っても、脳の中はプラスの態度をとっていればプラスの状態になってるわけです。
そのように体は作られているわけなんです。
例外はないんです。
これをうまく利用することなんですね。
という事は何が最強の方法かというと、思考は言葉にしたとおりになります。
動作・表情のとおりになります。
ですからプラスの言葉を発して、プラスの動作と表情にすることです。
どんな大変そうなことが起こっても「言った言葉」それに対して「動作・表情」さえプラスであれば感情はプラスにコントロールされる。
感情がプラスにコントロールされたら完全にプラスに傾くと言うことなんです。
ですから変な話、苦しいことが成功のきっかけになることがあるのです。
苦しいときほど力を出す人がいると言うのはこういうことなんです。
それでは、第3の方法に入っていきます。