逆境で“脳”が強くなる。ワクワクできない時こそ、本番に強くなる準備ができる
本番や大切な場面に限って、なぜかトラブルが起きる。
プレゼン直前に資料が飛んだ。試合前に予定外の連絡が入った。
そんなとき、「ワクワクしよう」なんて思っても無理な話ですよね。
だけど、もしあなたがそこで「やばい…」と思う代わりに——
「これはチャンスかも?」と考える脳を持っていたら?
それこそが、“本番に強い脳”のつくり方です。
ピンチで「ワクワクできない」のは当然。でも…
本番前や、挑戦の真っただ中で
- 心がザワつく
- 不安になる
- やる気が出ない
それは、あなたの意志が弱いのではなく、脳が“あなたを守ろう”としている証拠です。
脳は、「変化」や「プレッシャー」を“危険”と判断すると、
交感神経を強めて、身を守る方向へ動きます。
それが、ワクワクできない原因のひとつ。
でも大丈夫。ここからがスタートです。
逆境は、“防御”から“創造”へのスイッチになる
ピンチやトラブルは、避けるべきものではなく、
脳にとってのトレーニングチャンスでもあります。
本番に強い人は、トラブルを見た瞬間にこう考えます:
「面白くなってきたな」
「これ、成長のネタになるかも」
そう、リアルタイムで意味づけを変える力。
これは、表面的な“ポジティブさ”ではなく、逆境を力に変える「真のプラス思考」です。
あとから振り返って「いい経験だった」と思えるのは普通です。
でも、その瞬間に「得した」と思える人こそ、本番に強くなれるのです。
本番で強くなる人は、問題が起きた時に“スイッチ”を入れている
たとえば、スポーツ選手が本番直前にケガをした。
ビジネスパーソンがプレゼン直前に資料トラブルに見舞われた。
そんな時、「準備してきたのに…」と落ち込むか、
「ここからが本番だ」と思えるかで、その後のパフォーマンスは大きく変わります。
この“考えの切り替え”は、才能ではありません。
トレーニングで誰でも身につけられる「脳の使い方」なんです。
真のプラス思考を育てる3つの習慣
本番で強くなる人が持っているのは、
「なんとかなるさ」ではなく、ピンチの中に意味を見出す“真のプラス思考”です。
1. 口グセを変える
ピンチのときに「よし来た」とつぶやく。
脳は言葉に反応し、状況への意味づけが変わります。
2. 小さな行動を続ける
・ワクワクしなくても、とにかく1歩。
・たとえばステッパーを3分、ブルワーカーを10秒だけ。
行動は「自己効力感」の記憶を脳に刻みます。
3. 逆境に感謝してみる
「これがあったから本気を出せたかも」
→ 感情と脳内ホルモン(ドーパミン)が連動し、“切り替えスイッチ”が入りやすくなります。
今、起きているこの出来事に「意味」をつけてみよう
大事なのは、
「これは失敗かもしれない」ではなく、
「これは、脳が自分を成長させようとしている過程だ」と捉えること。
逆境の最中に、そんなふうに意味づけできたとき——
あなたの脳には、新しい回路が生まれます。
そして、それは必ず、次の“本番”で力になる。
あなたの脳は、もう準備できている
誰だって、苦しい時はあります。
トラブルが続いたり、気持ちが前に向かないこともある。
でも、そんな時こそ「本番に強くなる脳」が育っていることを、忘れないでください。
いまの経験は、未来で力を発揮するための準備かもしれない。
その視点を持てたあなたの脳は、もう「真のプラス思考」で未来をつくり始めています。
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